現場ブログ

外壁塗装のメンテナンス期間中、車はどうしたら良いのか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Livedoor Clip
Bookmark this on Yahoo Bookmark
LINEで送る

188117_s

 外壁塗装を行う時に、良くある質問の1つに、「車」を塗装期間中どうしたら良いのか?というものがあります。

 このページでは、外壁塗装中に、自家用車をどうすれば良いのか?について、具体的な解決策をご紹介します。

 

 

1、外壁塗装のメンテナンスで、車はいつもの場所でいいのか知りたい

 外壁の塗装工事中に、塗料が車に付着したり、工具が落ちてきてキズが付いたりしないか心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 外壁塗装のメンテナンスは、全工程を10〜14日を目安に行っていきます。敷地が広く車を置く場所に余裕がある方以外は、それぞれの工程で、車の移動をお願いしなければなりません。詳細を下記で解説していきます。

 

因みに、いずれの場合も費用は全てお客様持ちとなります。

 

 1-1車の移動が必要な日

 車の移動が必要な日は、工事期間中で最低3日あります。

 ①工事初日の、足場鉄材を持ち込み・組み立てる日

 どんなに慎重な作業を心掛けたとしても、足場の鉄材は3m以上の鉄で出来たものを使います。敷地内でスムーズに搬入・作業するには、十分なスペースが必要となるため、足場の組み立てが終わるまで余裕を持って1日、車の移動をお願いすることになります。

(作業時間の目安は3〜4時間)

 足場を組み立てる日に、飛散防止シートの設置もします。

 ②壁の高圧洗浄の日

 外壁は埃やカビといった汚れが付着し、塗装を守ってきた「塗膜」が経年劣化で密着力が弱まっています。それらの汚れを落とし外壁塗装の寿命を長くするために、高圧洗浄は欠かせない作業になります。

 足場を組み立てた日に、飛散防止シートを設置していますが、長年の汚れを洗い流した水が高圧で飛んでくるのですから、車を汚さない為に移動をお願いすることになります。

(作業時間の目安は半日〜1日です)

 

 ③足場の解体・鉄材搬出の日

 この日は、①の日と同じ理由になります。

 作業は、①の日より1時間ほど短く、2〜3時間が目安となります。

 

 1-2車の移動が必要な期間

 外壁塗装のメンテナンスにかかる期間は10〜14日が目安となり、期間中移動が必要かを2つのパターンで解説していきます。

①敷地により、全ての期間移動が必要な方。
②どんな事が起こるか心配なので期間中ずっと移動しておきたい方。

 ①の方は、ご自宅の駐車場が外壁と近い場合です

 足場は、外壁から60〜70cm程の幅で設置します。その幅以内に車が入ってしまう場合は、工事期間中ずっと移動をお願いすることになります。

 

 外壁塗装のメンテナンスは、天候によって日程が伸びることがあります①・②の方いずれも移動する駐車場の手配は、余裕を持った日数で準備をしておくとよいでしょう。

 

2、外壁塗装のメンテナンスで、車のトラブルの予防と解決方法を知りたい

 外壁塗装のメンテナンスで車のトラブルが起きる時、工事は誰のお宅で、誰の車が被害対象なのかを、パターンごとに予防と解決方法を解説していきます。

 

 2-1ご自宅の工事で、近隣の車が被害対象

 トラブルで1番起こしたくないのはこのパターンではないでしょうか。

 1番安らぐはずのご自宅で、近隣の方に気を使う生活はストレス以外の何者でもありません。だからこそ事前の予防策を業者と共に確認し、近隣の方への誠意ある説明と、ご協力・ご了承いただくなど怠ることなく慎重に行いましょう。

 

(予防の具体例)

 ①業者との話し合いや見積時に、ご自身・近隣の方の車の対応を具体的に確認しておくと、近隣の方に質問された時に受け答え出来て、トラブル回避にも繋がります。
(具体例)
近隣の車の移動が必要な日・養生シートが必要な日を聞いておく。
(養生シートで車が傷つく事例もあるので、業者に養生シートの材質も確認しておくと良いでしょう)

 

 ②業者に工事案内書を作成してもらい、近隣の方へ事前挨拶と下記内容も含めた説明をしてもらう。
(足場の組み立てなどのご協力・車の移動が必要な日・車の移動による駐車場代・工程により養生シートが必要で掛けさせてもらってよいかご了承いただく)

 

 ③トラブルが起きないように、しっかり配慮してくださる業者を選ぶこと。

 

 ④外壁塗装会社は、お客様や近隣の方へ被害を出してしまった時のために「損害保険」に加入しています。業者に、加入しているか必ず確認しましょう。

 

(解決方法)

 ①状況確認の為に、近隣の方へ被害にあった箇所の写真を撮っていただく。

 ②施工業者に連絡をする。

 ③「車はどこにあったか」「どのような被害か」被害状況の把握が一致しているか、近隣の方・業者・ご自身の3者で話をしましょう。

 ④車のディラーに、施工業者が見積もりを取り、今後の対応を業者から近隣の方へ説明してもらいましょう。
(基本的に、④は施工業社と近隣の方で話を進めた方がスムーズになります。)

 ⑤全ての対応が終わったら、業者に報告をもらいましょう。
(トラブル解決は業者だけに任せるのではなく、ご自身も誠実に謝罪し円滑な解決に勤めましょう。)

 

 2-2ご自宅の工事で、ご自宅の車が被害対象

 ほぼ、上記の対応と同じです。

 

 2-3近隣の工事で、ご自宅の車が被害対象

(解決方法)

 この場合、近隣の方へご自身が被害の話をするのは得策ではありません。
工事前の挨拶などで把握している業者へ直接連絡し、話し合いをする方がスムーズに進みます。もし、業者との話し合いで補償に納得がいかない場合は、第三者機関に相談しましょう。

 近隣の方へは、タイミングをみてやんわりと話す程度にしておくと、今後のお付き合いの雰囲気が悪くなることはないでしょう。

【第三者機関】

◆公共財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」

  まずはこちらへ相談することをお勧めします。

  国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口で、中立公平な立場から経験豊富

  な建築士が、直接電話で相談を受付ける窓口です。

  月〜金(祝休日・年末年始を除く)AM10:00〜PM5:00 受付相談窓口 0570-016-100

 

 ◆消費生活センター

  各地区町村に設けられた、消費生活全般に関する苦情や相談の窓口です。

 

 ◆全国の弁護士会での専門家相談

  最寄りの弁護士会で弁護士と建築士との対面相談を無料で利用できます。

3、まとめ

 いかがだったでしょうか?

 ご自宅と同じように、車は高価な物でそれぞれの方でこだわりが強い物でもあります。トラブルが起きてどんな対応でも納得できないと仰る方もいるので、事前の予防が如何に大切かを知り、業者選びも慎重に行いたいものです。

 

 福永塗装工業では、代表自身がお客様が納得いくまで打ち合わせをし、工事前に「工事案内書」を作成し近隣の方へご挨拶に伺うのはもちろん、お客様が近隣の方へ気を遣う事の無いよう工事に取り組んで参ります、お気づきの点などありましたら遠慮なくご相談ください、お客様に満足頂けるようスピード対応いたします。