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外壁塗装のメンテナンスで使用する塗料の臭いはどうなのか?気になる方も多いのではないでしょうか?私たちの五感「嗅覚」は、嫌いな臭いで大きなストレスを感じます。出来るだけ臭いの少ない塗料選び、対策についてお話ししていきます。ご自身だけではなく、近隣の方への配慮も含め理解を深めていきましょう。
1、外壁塗装で臭いの少ない塗料選びのポイント
塗料の改良は進んでいても臭いがゼロになった訳ではありません。外壁塗装のメンテナンス時の臭いに関する心配や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ここでは、臭いに関してご自身の要望を業者に伝える時に役立つポイントがないか?注意して見ていきましょう。
外壁塗装の工事中、塗料の臭いがずっとしているわけではありません。工程には3つあり「下塗り⇨中塗り⇨上塗り」各1日ずつ掛かります。その中で、特に臭いが気になるのが
「中塗り・上塗り」の2日間+乾燥させる1日=合計3日間です。
もちろん、臭いに敏感な方は工事が終わるまで悩ましい日々が続いてしまいます。
それを少しでも軽減するために、塗料選びのポイントはないのでしょうか?
臭いの元は塗料に含まれる「ホルムアルデヒド」という化学物質です。
塗料に含まれる「ホルムアルデヒド」はニュースでも取り上げられたことがあるので、お聞きになられた方も多いのではないでしょうか?
ホルムアルデヒドは空気汚染により起こる「シックハウス症候群」の原因の一つとされています。症状としては、目がチカチカしたり、鼻水、喉の乾燥、吐き気、頭痛、湿疹などがあります。
(このシックハウス症候群、身近な物で「カビ・ダニ」が原因になることもあります。)
現在、公的機関から「ホルムアルデヒドの発散量の目安となる基準」が定められており、外壁塗装など建築資材等で使用するホルムアルデヒドは基準量により必要な対策が取られています。
1-2で紹介した、ホルムアルデヒドの飛散料が少ない(F☆☆☆☆)を選ぶことと、塗料を溶かすための「溶剤」にシンナーが使われているか、見ることで臭いが少ないか・きついか判断できます。
※臭いが少ない塗料=F☆☆☆☆で水性の塗料です。
ご自分で出来る対策の一つとして、色選びなど早い段階で業者へ外壁塗装の臭い対策を徹底して欲しいことを伝えるというのはどうでしょう。業者は相談に対して、ご希望に添える塗料の選定・紹介が出来て、双方ストレスの掛かりにくい判断が出来るのではないでしょうか?
換気に関しては色々な方法があります。
・窓の開け閉めは、いつどこの箇所が出来るのか(大丈夫なのか)?確認をしておきましょう。
・外壁塗装の足場の組み立て時に、養生を貼るのですが、換気を配慮した貼り方をお願いしておきましょう。
・壁の一面だけを早く終わらせてもらって、後の3面の塗装時は、早く終わらせた一面にある窓で換気ができるようにお願いしましょう。
・換気をしている窓に向かって扇風機を回し、空気を循環させる方法もあります。(風向きよっては、逆効果になるので気を付けましょう。)
・空気清浄機はあまり効果がなく、化学物質を含んだ空気のために無駄に稼働させるのは、後の使用時に影響が出る可能性があります。
公的機関が定めている使用量であれば影響はありませんが、赤ちゃんや小さなお子さん、ペットがいらっしゃるお宅は「F☆☆☆☆で水性」の塗料の使用をオススメ致します。
併せて、工事中は思わぬ事故が起きる可能性もあります、お子さんやペットから目を離さないことも大事です。
敷地面積の大きなお宅以外は、部屋干しをオススメ致します。
「F☆☆☆☆で水性」の塗料で、バラの香りがする塗料もあります。塗装業者へ相談されてみては如何でしょうか。
臭いは、人それぞれ感じ方が異なりますので、苦手な方は我慢せずその旨を相談して下さい。塗料には体への影響はほぼないのですが、五感で感じる「嗅覚」でストレスを感じて吐き気や頭痛、体の不調を起こしてしまう方もいらっしゃいます。出来る範囲での対応になりますが対策方法を提案させて頂きますので。お気軽にご相談下さい。