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社会生活で、Aさん「自分には関係ないと思っている」、Bさん「常に詐欺など注意を払っている」、どちらの方でも知らぬ間に騙されていたという話を聞くことがあります。
それは、その方の不注意ではなく「営業が上手いから知らぬ間に騙されていた」ということが殆どです。褒めるべきではありませんが、流石プロです。
今回お話しすることで、一回に高額な費用が必要となる外壁塗装のメンテナンスの詐欺防止になればと思います。
インターホン越しに見知らぬ人が…営業だ!と分かったとしても、相手はプロです。第一段階として、あの手この手で玄関先に出てきてもらうのが目的です。
その続きは下記へ…
【疑問を抱くことの無いように自然と危機感を煽るトーク】
確かに外壁の内部に問題がないとは私たちの目では判断できません。
「このままでは、内部が腐ってきて建物自体問題が生じます。」なんて言われると、とても不安になりますよね。
そこで、ご自身でできる確認方法を試して下さい。(場合によっては、その悪徳業者と一緒に確認してもいいかもですね。)
・目視で確認できるヒビ割れがあるか?「0.3mm未満であれば問題なし」
その後は、広がっていないか?時々確かめて下さいね。
・チョーキング現象はないか?
・捲れ。剥がれはないか?
・サビのような外壁汚れはないか?(内部の鉄筋が錆びているかもしれません)
・カビ、苔はひどくないか?
など如何でしょうか?
高いところなど無理をしない範囲で、業者の口車に乗る前に一旦冷静になり、ご自宅の状態を確認しましょう。
「大幅な値引き」を提示してくる。
・そんな上手い話は、世の中あまり巡り会えません。(疑いましょう)
・値引きする前の金額が適正なのか?疑いましょう。
・相見積もりを取らせて下さい。と一旦保留にしましょう。
「こちらの地域に販路拡大のための実績を作りたいので、モニター価格で施工させて下さい。」
・こちらも値引き同様、そんな上手い話はありません。疑いましょう。
・見積書に「モニター価格−〇〇◯円引き」とあっても、これも値引きの時と一緒で、元の金額が適正か?疑いましょう。
「悪徳業者さんは、印鑑さえ貰えれば良いので契約を急がせます。」
・今日までの契約の方にのみ割引です。
・明日まで限定の割引です。
・モニター募集が残りわずか(あと1軒)
などのセールストークは要注意です!!
(防止として)
・相見積もりをとる
・実際、家の状態を確認する
・下見をした上での見積もりなのか?気になる詳細を聞く
・ホームページなど業者の所在を確認する
・キャンセル規定など正確な情報を教えてもらう
施工でも、悪徳業者の手口はさまざまあります。特に業者が作業する時間帯に、家に誰も居ない場合は、外見だけ見てもプロにもわからない手抜き工事のし放題になってしまいます。
施工ごとの写真を撮ってもらうなど工程が正確に行われているか?きちんと提示してもらいましょう。もし、断られるなどある場合はなるべく早く、第三者機関へ相談しましょう。
施工を担うのあれば、順番として1番と言ってもいい程、重要なことです。
(業者によっては建物の図面をみせて欲しいという、とても良い業者さんもいらっしゃいます。)
・安価な塗料を使う(約束とは違う安い塗料を使う)
⇨乾燥してしまえば、プロでもわからない。
⇨安い塗料でも、仕上がりがよく見える塗料がある。
⇨耐用年数が明らかに違うので、数年後に明らかになった時は泣き寝入り??
・3度塗りを2度塗りでごまかす。
⇨これも、乾燥したらプロにも見分けがつかなくなります。
⇨そして耐用年数が短い…数年後に明らかになり…泣き寝入り???
「シーリングの張り替え」⇨正解
⇨古いシーリングをカッターなどで綺麗にした後、新しいシーリング剤を注入する作業でとても手間がかかります。
「シーリングの打ち増し」⇨悪徳業者
⇨古いシーリングの上から新しいシーリングを継ぎ足すだけなので、剥がれやすくなります。
悪徳業者は年々増加傾向にあり、私たちが知らないことを利用して、ご年配の方だけではなく文中でも書いたように「お若くても共働きの方」が騙されるケースが実際に起きています。細心の注意を払って下さい。
一回のメンテナンスの費用は軽自動車を買えるのでは?というくらい高額な出費です。人生のうちに、外壁塗装のメンテナンスは少ないに越したことはないでしょう。
今回の内容に、一つでも該当する業者が訪ねてきたならば、冷静になり周りの人に話をしてトラブルは事前に回避しましょう。