同じ地球に生息する「虫」。人と同じ生き物なのですからそれぞれに役割があると思うのですが、苦手な方が多いのではないでしょうか?
その虫が、近寄ってこない快適な暮らしができたら嬉しいですよね。
今回は、塗装でできる虫除け対策のお話しをしていきます。
皆さんご存知でしたか?もしくは、色選びの時に意識して選んでらっしゃいましたか?
なんと!虫に色の好みがあるとは、驚きですね。
色の選択だけで効果があるのであれば、是非!内容を聞いてみたいですよね。
(集まりやすい色)
白・クリーム系の色・黄色・青・紫など
(集まりにくい色)
黒・グレー・ブラウン・赤・オレンジ・ピンクなど
今、例にあげた色は共通点があります。それは「その色が紫外線を反射するか?」なのです。
見ての通り、集まりやすい色は紫外線を反射しやすい色ですよね。
逆に、集まりにくい色は紫外線をカットします。
虫が集まりにくくて、色落ちしにくい点で考えると「グレー・ブラウン」が理想的だと言えるのではないでしょうか?
①防虫塗料を塗る
虫は、空中を飛んでる時間より壁に止まっている時間の方が長いのだそうです。そんな虫の特性を利用した塗料を塗ることで、虫は壁に止まっていられなくなり、近寄り難くなるのです。
②家の周りのライトをLEDにする
虫は、紫外線を反射しやすい色に集まってくるので、紫外線をほとんど出さないLEDライトを使用するとで、寄ってき難くなります。
(夜、街灯に虫が集まっているのはこの原理なんですね。LEDライトにすると長い目で見てコストも抑えられそうですね。)
先ほど記述した、虫が集まりにくい塗料の特性(生かし方)を見てみましょう。
・虫はシンナーなどの臭いに集まってくると言われていて、独特の臭いを少なくするために、塗料に少量添加する「虫付着予防剤」を使用するのだそうです。
これは、塗料を塗る・乾かす時に虫が付着するのを防ぐための商品で、主に業者が作業性をあげるために使用しているそうです。(もし作業中に、虫が付着してしまった時、親切丁寧な業者さんは仕上げにペーパーで補修してくれるそうです。)
・虫に効果があるなら、人間やペットには?という疑問がありますが、人や動物などの哺乳類、鳥類に対しての安全性は確認済みです。不安に感じる方は多いと思うので、業者さんに使用する塗料は安全か?確認をしましょう。(お子さんが飼う、カブトムシなどに影響がある場合があります。それはご自身で認識をしておいた方が良いと思います。)
・虫除け以外にも万能な塗料
無色透明で、臭いの少ない水溶性の塗料で、虫除けだけではなく、汚れにもつよい!という塗料もあります。
こんな万能な塗料を、玄関・バルコニーなどの開け閉めする箇所やその天井に、外壁だけではなく室内にも塗るとさらに虫除け効果は上がりますね。
・塗料により、蚊だけでなく複数の虫予防になる商品があります。その効果もチェックして商品選びをしましょう。
【全てにおいて注意が必要なことがあります!】
それは、自分で塗るのではなく(作業中のケガの危険性)、専門の業者に依頼して下さい。専門家は、家全体をみてどこに塗るべきかを見極め、塗る塗料の特性を生かす知識を持っています。
信頼できる業者に、塗料を塗る目的「虫除け」効果を最大限に発揮する作業をしてもらいましょう。
眠っている時に「ブーン」と耳元で蚊が飛んで眠れなかったり、色んな虫で刺されて痒かったり(皮膚科にお世話になる時もありますよね)、私が1番避けたいのは「カメムシ」ですね。臭いもダメですが、朝になり家の周りにたくさん落ちているのを見るのも嫌です。
今回お話ししたように、対策は思っていた以上にあることを知っていただけかと思います。
鹿児島市内でも、山間にお住まいがある方は多いのではいでしょうか?外壁塗装のメンテナンスの時はもちろんですが、この記事をみて気になった方はご希望などお気軽にご相談下さい。お役に立つ情報をご提案させて頂きます。
我が家の全てを支えている基礎(土台)部分は、色々な工法があります。
「縁の下の力持ち」という言葉通り、地表と建物を適した工法でしっかり結合し支えています。
地表に近いからこそ受けるダメージがあるのですが、場所的に目立たないということもあり、劣化を見逃しがちだということと、費用を抑えるために塗装しなというケースも見受けられます。
家の支えである基礎を、塗装をしないことで劣化を早めることになるのは本末転倒な気もしますし、実際必要なのか?今回はお話ししていきます。
(基礎)
建物と地面を固定する役割で、コンクリートを流し込んで作ります。
(土台)
基礎と建物をつなぐ役割で、アンカーボルトとナットで固定し、耐震性を高めています。
その基礎には3種類あります。
・ベタ基礎
1番ノーマルな流通してる基礎になります。
このベタ基礎は、鉄筋を組んで、防水シートを敷いた上からコンクリートを流し込み耐久性・防水性の高い作りに仕上げていきます。
シロアリが好む湿気を防ぐので好ましいですね。しかし、鉄筋とコンクリート(材料費)と人件費がかさみ費用が高くなるので要検討ですね。
・布基礎
木造の建物でも、基礎はコンクリートで造られます。
ベタ基礎より、コンクリートの使用が少ないので、コストは抑えられますが、防水シートを地面に貼らないので湿気が伝わり安いというデメリットがあります。
※水に強い木材を使うこと、防蟻剤・防腐剤を使用することで予防することもできます。
・独立基礎
一般住宅には、殆ど使われない基礎でマンションやビルなどで建物の柱部分だけにコンクリートを打ち基礎部分が独立してるのが特徴です。
柱部分だけ、と聞くと強度が弱くなりそうですが、独立した基礎がハリとして繋がっているので建物によっては、ベタ基礎・布基礎より強度は増し、鉄筋コンクリートも少ないので費用も1番やすく抑えられます。
基礎の老化は、外壁塗装のメンテナンスの目安と同じ内容になります。
・内部の腐食:アルカリ性でできたコンクリートが、雨に晒され中性化することにより鉄筋が錆びて表面が割れてきます。
・ヒビ割れ:朝と昼、外気の温度差でヒビ割れしてきます。基礎工事の時に基礎専用塗料というものがありますので、業者に尋ねてみましょう。
・汚れ:コンクリートの内部のサビが表面を汚してしまう状態で、塩害など起こります。気をつけてメンテナンスしましょう。
基礎に塗料が必要か?はどちらの意見もあります。メリット・デメリットをみて皆さんの判断基準にして頂ければと思います。
・基礎は建物にとって重要な役割を担っています。一度劣化が進んでしまうと立て直しは難しくなるので、建物を長持ちさせるために塗装は必要です。
・耐久性を保ために塗装するのですが、ヒビ割れなどに気づいたら、業者に相談しましょう。地震の多い日本だからこそ、外壁のヒビ割れは、より深刻に捉える必要があるとも言われています。
・外観の美しさを保てる。
・基礎表面を塗料で綺麗にすることで、コンクリートの変化を見抜けず、劣化の発見が遅れる。
・基礎の地表近くは、雨の跳ね返りなどですぐに汚れたり、塗料の剥がれ・捲れを起こしやすいので、塗装することに疑問が残る。
3-3注意点
メリット、デメリットに共通して言えることは、「防水性・耐久性をあげ、劣化を防ぐ」ということです。
全てが揃うメンテナンス方法は何か?それは、外壁塗装で基礎をメンテナンスする時に、ヒビ割れなど、劣化している部分を丁寧に補修してから塗装する。ということです。
そうすることで、劣化を補修⇨外壁塗装で防水性・耐久性を高め⇨外観を美しく保つ(地表近くの汚れや、雨の跳ね返りで剥がれるなど回避するのは難しいですが)
外壁塗装のメンテナンスの打ち合わせで、我が家の基礎の塗装は必要か?業者に確認して、納得のいくメンテナンスを行いましょう。
4)まとめ
今回の、基礎の塗装は金銭的にも劣化に対する対策にも、各ご自宅により判断が難しいと思います。
見積もりの時点で、実際に基礎を見てもらいアドバイスをもらうことをオススメ致します。福永塗装でも、事前のご相談を承っております。お気軽にお問合せ下さい。