鹿児島で外壁塗装のメンテナンスを考えた時に、必ず見積書を取って下さい!
これは、施工前にどんな業者さんか見極めることができて、全ての決まり事が詳細に書かれたものです。
契約の約束事なので、守られなかった場合・何か問題が起きた時の保険になります。ご自身を守るために、手を抜くことなく業者と打ち合わせをし納得いくものを作成してもらいましょう。
今回は、その詳細にどんなことが書かれているか?注意すべき点をお話ししていきます。
見積書については、今まで複数の記事内で、結構な確率で記述し注意を呼びかけてきたのですが、今回は、今までバラバラに説明してきた項目を要約して、見積もりの打ち合わせ時に今日のページで書かれているポイントと照らし合わせて、使っていただければと思います。
①外壁塗装のメンテナンスを依頼したい業者をインターネットや知人の評判などでリサーチして複数箇所の業者を決める。
②その業者へ(3社ほど)連絡をし、現地調査と見積書の発行依頼をする。(ここで悪徳業者と判断できる場合もあります)
③依頼するときに、こちらから見積書に記載して欲しい項目を言っておくと、その後の打ち合わせもスムーズに進みます。
・項目ごとに記載して欲しい
・一式はなるべく無くして欲しい(詳細を記載して欲しい)
・使う塗料の名前・メーカー名を記載して欲しい
・保証書のサンプルを見積もりの打ち合わせの時に見せて欲しい
・見積書をご提示いただけるのはいつ頃か?
1-2見積書の項目がしっかりしているか?
見積書に書かれた項目を業者と一緒にしっかり確認していく
・現地調査が雑でなかったか?
⇨できれば、劣化している場所を写真で記録してくれる業者がgoodです!
・◯◯一式という表記はないか?
⇨悪徳業者の可能性あり。一式の詳細を聞きましょう。
・足場・養生・洗浄
⇨どの現場でも必要な項目です。これがないと作業できません。
・外壁と屋根は今回一緒に依頼するのか?コーキングについての記載はあるか?
⇨状況や、外壁材によって変わります。
・作業工程がしっかり書かれているか?(流れがわかるか?乾燥期間とかも)
⇨全てとても大事ですが、中でも乾燥期間は重要なポイントになります。
・作業を止めて欲しい日程を伝えて調整してもらえるか?確認しておく。
⇨業者の日程調整もあります。早めに教えて頂けるほどありがたいです。
・ケレン作業の記載はあるか?
⇨新しい塗料の密着度を高める作業で不十分な場合は、耐用年数が短くなったり問題が生じます。
・数量、単位が書かれているか(㎡・枚・式)一式の場合は詳細を聞いておく。
⇨普通に必要ですよね。
・塗料の塗り回数(3回)の表記はあるか?
⇨手抜き工事でよく省かれる工程です。乾燥するとプロでもわからないので要注意です。
・塗料の商品名・メーカー名は書いてあるか?
⇨属性・耐用年数など情報がわかります。
・保証期間は書いてあるか?(保証期間中に、どのくらいの頻度で建物のチェックに来て下さるのか?)
⇨信頼関係を保てるか?ですね。
・見積書は、坪ではなく㎡で書いてもらっているか?
⇨坪は床面積なので、必ず外壁の面積で算出してもらうのが正当な数字です。
・比較した見積書に大幅な金額の差がないか?安すぎる場合は値引きの理由を聞きましょう。
⇨安すぎる業者は、悪徳の場合があるので注意が必要です。
・塗料を塗らない箇所はどこか?認識を統一しておきましょう(室外機の裏とか)
⇨作業後の、言った言わないになるのできちんと認識を統一し、記載してもらいましょう。
・近所への挨拶
⇨工事案内書を作成してもらい、しっかり挨拶しておきましょう。
・作業期間の確認
⇨早めに聞いて、車の移動先など確保しておきましょう。
①下地調査:300〜1,000円
②足場:700〜1000円
③養生:400〜500円
④下塗り:600〜1,500円
⑤中塗り:使う塗料により
⑥上塗り:使う塗料により
一通りまとめてみましたが、確認する箇所が多いことにびっくりしました。
みなさん、チェックポイント覚えていられますか?もし、不安であれば今回の記事のURLを、携帯のメモなどに保存しておくことをオススメいたします。
福永塗装工業は、最初から最後まで写真管理も行っており、近隣の皆様へ代表自ら工事案内書を作成し挨拶に伺って、みなさんが工事期間中、なるべくストレスのかからないよう作業短縮にも努めております。
その他にご不安に感じていらっしゃることは、どんな些細なことでもご相談下さい。お問い合わせ頂けることをお待ちしております。
立地条件で、外壁にカビやコケが生えやすい場所ってありますよね。見た目にもいいものではないですし、放置してしまうと劣化の原因や、私たちの体にも影響が生じる場合もあります。
今回は、カビやコケの発生する原因、注意点やその後のメンテナンスについてお話ししていきます。
約10年に一度行う外壁塗装のメンテナンスの目的は、次回のメンテナンス時期が来るまで我が家を美しく・耐久性を高く・劣化しにくい壁に仕上げることだと思います。
ですが、外壁の汚れは想定外に進んでいきます。それが劣化の原因になることもあると知って頂き、我が家を守る手立てとして、お役に立てて頂ければと思います。
(カビ)
正体:菌類の仲間
好きなもの:酸素・栄養・湿度
居場所:空気中どこでも生息可能
影響:アレルギー症状
(コケ)
正体:植物の一種
好きなもの:湿気・水分・光
居場所:日当たりの良い場所、石や、木の幹など
影響:コケが発生した外壁は湿気を含み劣化を早める
(カビ)
・凸凹が多い外壁材:水分が溜まりやすく、カビ菌や胞子も集まりやすいのが原因です。
・水分と栄養が集まっているところ:外壁の周りに植物が多い場所は注意が必要です。
・日当たりが悪い:日当たりが悪い場所は、湿気だけではなく風通しも悪くカビが繁殖しやすい環境になってしまいがちです。
(コケ)
・コケは植物なので、石や木の幹に生息しています。もともと自宅の土壌に生息している場合は、栄養がなくても日当たりが良ければ自発的に発生してしまいます。
(カビ)
・見た目:カビは環境次第で、直ぐに発生し広がってしまいます。10年に1度メンテナンスで美しくなった外壁でも、その甲斐が全くなくなってしまします。
また、カビが広がった壁はカビの根っこのようなものが内部まで伸びてしまっている場合があります。その場合、洗い流す・塗料を塗り直すだけでは無駄です。外壁の張り替えを考えましょう。
・健康被害:空気中の目に見えない胞子を継続して吸い込み続けることで、アレルギー症状を発症することがあります。症状として気管の炎症・肺の疾患・皮膚の疾患など突然発症することもありますので注意しましょう。
・劣化:カビ・コケともに発生しているのを発見した時には、塗料の防水性が失われて外壁の劣化が進んでいる可能性があります。業者に相談されることをオススメします。
(コケ)
・予防方法:日当たりの良い場所に、緑色の変色が見られる場合「コケ」なので「防カビ剤」では効果はありません。
・劣化:上記(カビの劣化)と同じです。
メンテナンスは、ご自身でする場合も、業者に頼む場合もメリットデメリットがあります。
(メリット)
・料金が安価(これが1番のメリットと言えるでしょう)
・早期に対応できる(気になったら直ぐにできるという意味合いと、内部に伸びる前に早期にメンテナンスできるという意味合いです。)
(デメリット)
・メンテナンスできる範囲が限られてしまう。
・高いところなど、無理をして怪我をしてしまう場合がある。
・汚れ落ちが不十分になってしまう。(作業の甲斐なく、残った汚れからまた広がってしまう。)
・適した洗浄方法が分からない。
・外壁を痛めることがある。
(メリット)
・壁や汚れに合った作業をしてもらえる。
・外壁を傷つけることがない。
・ムラなく全てを一度に綺麗にしてもらえる。
・外壁の表面だけではなく、内部の状況も判断してもらえる。
(デメリット)
・費用が高くかかる(10年に一度のメンテナンス以外で、必要になってしまうとかなりキツイですね)
・車の移動や、窓を開けられないなど日常生活に多少の影響がある。
・カビには、防カビの塗料。コケにはコケに効果のある塗料を塗ること。
・湿気が溜まらないようにする:初めの方で、凸凹の壁には、湿気も菌も集まりやすいと記述しているのですが、表面がツルツルになる「ツヤあり塗料」を使用することも予防策として効果的です。
・外壁塗装する前に、カビ・コケが再発しないように徹底的に殺菌除去してもらうこと。
カビやコケの発生は、自然現象なので防ぎきれないものですし、分かってはいても自分でメンテナンスするのは、難しく後回しになりがちです。
その、分かってはいてもの時点で、一手間「業者に相談してみる」を是非入れてみてください。汚れの深刻さが増す前に、プロだからこそできるプランをご提案させて頂きますので、いつでもお気軽にご相談下さい。お待ちしております。